【りゅうちぇる登壇!】「同意」について考えるイベント「Let’s Talk Consent」が開催。Trepo編集部がリポート♡

コミュニケーションにおいてとても大切な「同意」について考えるTinder主催のリアルイベント
「Let’s Talk Consent」2022年11月27日(日)に開催。

ゲストにタレントのryuchellさんやNPO法人「mimosas」副理事のみたらし加奈さんが登壇されました!

普段なかなか考えない「同意」にまつわるトークセッションをお届けしていきます♡

【Let’s Talk Consent】とは

Let's Talk Consent

私たちが「同意」について普段考える機会はなかなかありませんよね。

しかし人それぞれが持っている考えや価値観は違うもの。
どのような相手でもコミュニケーションを取り合いお互いの「同意」を欠かさず確認することが、信頼関係を築く上で大切です。

Let's Talk Consent


「Tinder」 を運営する Tinder Japanは、若い世代にデートや恋愛などの「同意」について改めて考えるきっかけになって欲しいとの思いから、オリジナルサイト「Let’s Talk Consent」2022年4月4日にオープン。

本イベントは、ゲストともに大学生と「同意」について直接考える初のトークイベントとなりました。

【Let’s Talk Consent】ryuchell、みたらし加奈が登場!

Let's Talk Consent

ファシリテーターは、Tinder Japanカントリーマネージャーのチョウ・キョさん。
ゲストとしてはryuchellさん、みたらし加奈さんがご登壇されました!

Let's Talk Consent ryuchell

鮮やかなオレンジのニットを身につけて登場したryuchellさんは

ryuchell

普通に生きていて「同意」って避けては通れないので、同意をしっかり取らないとは思っています。
けれどついつい壁がなくなった人間関係が生まれた時には、同意という概念がなくなったりもします。
正解が見つからない同意についてはよく考えます。

と普段から「同意」について積極的に考えているご様子。

Let's Talk Consent みたらし加奈


ゴージャスな黒いドレスに身を包み登場されたみたらし加奈さんは

みたらし加奈

「同意」を語る上で大切なのはバウンダリー。
バウンダリーとは他者と切り分ける境界線、身体の境界線のことです。
「同意」はこの身体の境界線を越えるサインになります。

と、「同意」において大切なことを語ってくださいました。

【Let’s Talk Conset】「マッサージを考えて欲しい」

Let's Talk Consent

信頼関係を築く上でとても大切な「同意」
新しく知り合った人とそのような関係を築くポイントについて聞かれると

ryuchell

何が幸せなのかという概念を共有はしても強要はしないと自分の中で決めています。
人それぞれの色の幸せがあるということは常に意識しています。

と話してくださいました。
その話を聞いたみたらしさんも

みたらし加奈

「女性は」「男性は」など主語を大きくしないことはすごく大切。

とコメント。

また、最近ご友人とお食事されていた時に

ryuchell

友達の1人が「28くらいまでには結婚したいよね」と言っていて、周りは「はあ」みたいな雰囲気で。
その雰囲気が嫌で「今月の28日?」とボケました(笑)
雰囲気を変える力も必要だと思います。

といった自身のエピソードを笑いも交えながら話してくださいました。

Let's Talk Consent ryuchell

実際に同意を取ることの話に移ると

みたらし加奈

「同意」を考えにくければマッサージを考えて欲しい。
マッサージをする時、マッサージをしても良い?どこを触れても良い?と聞きますよね。
「同意」の話をしづらいならば、まずはマッサージの話からスタートするのは良いんではないかなと思っています。

と分かりやすい説明をしてくださいました。

初対面のみならずある程度関係の深い相手でも「同意」は必要という話には

ryuchell

嫌だと伝えるにも上手な柔らかい断り方を身につけないといけない。
(もし頭を触られたくないなら)嘘でも良いから「5 日くらいお風呂入っていないんだ」「今フケだらけなんだ」とか嫌な思いをさせない断り方を考えることは大事だと思います。

と、断る側のポイントもユーモアたっぷりに話してくださいました。

【Let’s Talk Conset】「自分しか自分の身体や心は守れない」

Let's Talk Consent ryuchell

NOの伝え方のお話になると

ryuchell

びっくりするほどいきたくいない飲み会もあるじゃないですか。また同じ話されるみたいな(笑)
そういう時は(誘ってくれた相手に)「あなたのようにお仕事できるようになりたいのでお仕事頑張ります」とか相手への尊敬を伝えつつも(自分の嫌な)行動は取らない、みたいなバランスをとることが大切なのかなと思います。

と具体例を交えて語ってくださったryuchellさん。
みたらしさんは

みたらし加奈

逆に違和感を与えるというNOの伝え方もあります。
ちょっと嫌だなって思う時に少し黙って見つめてみる、みたいに違和感を覚えてもらう、相手に察してもらう、といったストロングなマインドを持ってみるのも一つの手だと思います。

と違う視点からのアドバイスをくださいました。

Let's Talk Consent みたらし加奈

来場した大学生のエピソードにコメントをする場面も。

「〇〇で良い?という聞かれ方は先に聞いたもんがちになってしまい、本当は嫌でも流れで良いよって言ってしまう。」という話に共感できますか?と問いかけられると

ryuchell

共感できない…。
自分しか自分の身体や心は守れないし、流れで良いよって言って本当に自分が幸せになれるの?と思います。
嫌われたくないという気持ちはわかりますけれど、大人になったら自分で(自分を)守っていかないといけない。
「ここだけは絶対に揺るがない」みたいな芯を決めると良いと思います。

とお話されました。
みたらしさんも

みたらし加奈

こっちの方が良いなというニュアンスで伝えることも一つの手かなと思います。

と、真剣な面持ちでお話してくださいました。

【Let’s Talk Conset】お二人からのメッセージ

難しいテーマながらも終始穏やかな雰囲気で進んだイベント。

最後には、

ryuchell

人と人との出会いはロマンチックで、そのロマンチックを壊したくないから同意をとるのを忘れたり流されたりする気持ちもわかります。
ただ、同意をとってないロマンチックは気持ち悪いんですよ。同意をとった本物のロマンチックは気持ちも良いです。
全ての自分を肯定してあげながら、本物のロマンチックを持つために「同意をちゃんと取ろう」とかしっかり自問自答しながら自分というものを認めてあげてください。

みたらし加奈

どんな格好をしていてもどんなシチュエーションでもどんな相手でもあなたのバウンダリーはあなただけのもの。
同意についてトピックにあげることも大切ですけれど、(同意なくバウンダリーを)踏み超えてくる人は一定数います。そういう場合には少し距離を置くことも大事です。
出来るだけヘルシーなコミュニケーションを心がけることは自分と相手を守るために大事なことです。

と熱いメッセージをくださいました。
皆さんも「同意」について考えてみませんか?

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この記事を書いた人

Trepo編集部

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