島&都市の新しい暮らしのカタチ「デュアルライフ」とは?神戸近辺の魅力を体感するツアーに参加してみた【1日目】🚅

皆さんこんばんは!

今回はトレポ出張編として、神戸近辺4市共同で行われている『島&都市デュアル 暮らしツアーズ』に参加してまいりました!

  • 神戸
  • 芦屋
  • 淡路
  • 洲本

の魅力に迫ってまいります!!

島&都市デュアル 暮らしツアーズってなに?

神戸・芦屋・淡路・洲本の4市は自然と都市の生活を同時に味わえる「デュアルライフ」を推進しています。

そのデュアルライフを体験できるのが「島&都市デュアル 暮らしツアーズ」になります。

自然を味わいながら都市の生活もできるという一見相反する2つが共存している街って一体どういう街なんだ。。

東京で暮らしていながらも、こよなく自然を愛する私は、常日頃こんな暮らしができたらなあと夢見たものです。

それがまさに実現している街がある!

興奮覚めやらないままビール片手に新幹線に乗り込み新神戸駅へと向かったのでした。

スタートアップコースに参加!

新神戸駅にてほかの体験者の方と合流し、2日間のツアーの説明を受けました。

今回の体験ツアーは

  • 子育てコース
  • モノづくりコース
  • スタートアップコース

の3つに分かれています。

今回私が参加したのはスタートアップコース

スタートアップコースの日程を簡単にまとめると

【1日目】

  • 芦屋市の散策
  • 芦屋のスタートアップ企業との交流会
  • 神戸の若手起業家との交流会
  • 神戸市の散策

【2日目】

  • 神戸市のコワーキングスペースで若手起業家との交流会
  • 淡路島の散策
  • ツアーの振り返りと参加者交流会

こんな感じになります。

見てもらえるとわかりますが、起業家の方たちの交流の回数。笑

忙しい方々が時間を作ってお話してくださるこんな機会は滅多にありません!

これは全力で楽しんでいかなくてはという面持ちでツアーが始まりました!

1日目前半は芦屋の魅力に迫る

芦屋の町は南北でグラデーション的に変化する

早速バスに乗り込み芦屋へと向かいます。

芦屋といえば「高級住宅街」のイメージが強いことでしょう。

その代名詞といえる「六麓荘町(ろくろくそうちょう)」に行くはずだったのですが、バスでは入ることができないようで今回は惜しくも行くことができませんでした。。

六麓荘町は敷地面積が121坪以上でないといけないという大豪邸しかない町です。笑

芦屋が高級住宅街として名前が知られるようになったのは、大正に大阪の財界人が引っ越してきたことが発端だそう。

ほかにも、朝日新聞・武田薬品・野村證券などの名立たる企業の社長さんも住んでいたのだとか。。

有名になるべくしてなったとしか思えないですよね。。笑

この高級住宅街は次のお楽しみということにして芦屋の南側へと向かいました。

芦屋の南の方は埋め立て地になっていて、新興住宅地となっています。

新興住宅地になってくるとマンションが増えてきて、若いファミリー層が多いようです。

先ほどの六麓荘町のような高級住宅街は北側にあり、南側に行くほどファミリー向けのマンションが多くなるというように、グラデーション的に町の様子が変わっていくのが芦屋の大きな特徴です。

静かな町でゆったり暮らしたいのであれば北側、子供とマンションで暮らしたり安いスーパーで買い物したい人は南側というように、同じ町で住み分けできるのは非常に面白いと感じました。

このようなナビゲーターさんの面白い話を聞いていたら、目的地の芦屋浜ニュータウンに到着しました。

ここは埋め立て地の上にある町でかなりキレイでした!

芦屋浜ニュータウン1

芦屋浜ニュータウン2

こんな所で毎日のんびり散歩もいいなあと思いつつぶらぶらと散策。

テニスを楽しんでいる人がいたり、親子で散歩している人がいたりとてもゆったりとした時間が流れていました。

北から南で住み分けができる町、芦屋

移住する人が多いのも納得できますね!

芦屋は専門性のある鋭いお店が流行る

芦屋ニュータウン散策が終わると、次は「ギャラリー樹」さんに向かいました。

ギャラリー樹

ギャラリー樹さんでは、芦屋でRIO COFFEEを運営する八木さんとママの働くを応援するママ起業家の須澤さんのお二人から貴重なお話をいただきました。

長くなってしまうので今回は八木さんのお話だけ簡潔に紹介しますね。

八木さんのお話を簡単にまとめますと

  • 芦屋がどういった町なのか
  • 芦屋でビジネスをするために大事なこと
  • 芦屋って住みやすい町

という内容のお話でした。

芦屋といえば、金持ちがいて高級住宅があって外の人間を受け入れないようなイメージがもちろんあると思いますが

そのような傾向は本当にあるみたいです。笑

八木さんも元々芦屋にいた人ではなく外から来た人なので苦労は多々あったようです。

ですがそれだけシビアな人たちな分、一旦認められると口コミがすぐに広がり人気店へとなっていきます。

そのシビアな方々に認められるには

「専門性があって鋭いお店にすること」

だそうです。

とりあえず面白いことをすれば売れるだろうと芦屋で商売を始めると半年で撃沈し撤退してしまうようです。

実際にバスの中から芦屋の町を眺めていると、小さなお店ですが長蛇の列ができているお店が多くあり、

それとは対照的に有名な大きなお店には人が入っていないというなんとも不思議な光景が広がっていました。

芦屋のお金を持っている人たちを動かすにはこだわりがあってこれならお金を払う価値があるなと唸らせる必要があるんですね。

東京だと埋もれてしまうようなお店でも芦屋であれば流行るといえますね!

1日目後半は神戸の味と街並みを存分に味わう

なんでもいいからまずは行動してみることが大事

ギャラリー樹さんでの交流会が終わって次は神戸に移動しました。

神戸の街並みは、港町であったこともあり、西洋風で落ち着いた雰囲気が漂っています。

そんな街並みを楽しみながら少し歩くと、目的地のニックジャーキーさんが見えてきました。

ニックジャーキー

ニックジャーキーさんは神戸牛や神戸ポークを肉本来の旨味を最大限に生かすためにジャーキーにして提供しているお店です。

ニックジャーキー2

ニックジャーキー3

こちらのオーナーである錦さんと神戸で飲食店を経営されている神原さんに

めちゃんこ美味しいジャーキーとビールをいただきながらお話を聞きました。

ここでは錦さんのお話をピックアップして紹介します。

錦さんはもともと自転車競技の一つであるBMXをやっていて、世界大会で優勝するほどの腕前なんだとか!

ですがそのBMXでは食っていけないと悟り、何か新しい商売ができないかということで

何か商品を売ればお金が入るというザ・シンプルな思考で友人に片っ端から何か売るものはないかと聞いて回ったそうです。

友人から回ってきた商品の中で、袋に詰められたホルモンがあったそう。

そのホルモンを試しに食べたらめちゃめちゃ美味しかったということでホルモンを売ることを決心し、売り始めた方法が

道端に立って袋に詰められたホルモンをそのまま売るという方法。笑

破天荒すぎると驚きましたが、その行動力があったからこそ今があるのだろうと感じました。

もちろんそんな方法で売れるということはなく、試行錯誤して様々な売り方を試していく中で

Yahooのネットショッピングで1位を獲得し、そこからはSMAPとコラボしたりと

トントン拍子で進んで成長していったようです。

これだけ聞くとなんでこんなにも上手くいくんだと感じましたが、私が思うに錦さんの人柄が様々な人を惹きつけて繋がっていった結果そこに生まれたチャンスを逃すことなく掴み続けてこのような形になったんだと思います。

錦さんが言うには

『何かを始めるときは誰だって何をすればいいか分からないから、とりあえずやってみることが大切。

壁にぶつかって乗り越えてを繰り返していけば勝手にカタチになってくる』

ということでした。

骨の髄まで染みわたっているベンチャー精神。

大変勉強になるお話でした。

錦さんたちのお話が終わったあとは六甲山に登って神戸周辺の景色を楽しんだり、ナイトマーケットで本格的な料理を楽しんだり、神原さんのお店で飲んだりと

かなり密度の濃い一日になりました。

写真をみるとわかると思いますが、まだまだお伝えしていことはたくさんあります。。

ですがさすがに長くなりすぎてしまうのでこの辺で!笑

 

2日目はまた次の記事で公開しようと思います!

ではまた!

2日目の記事はこちら!

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ライターなんだ。人間だもの。