有村架純さんが演じる“保護司”という役所
今作は“保護司”という珍しい役どころ。ドラマや映画を撮る以前から知っていたか問われると、有村さんは
保護司という役割は作品を通してなどで知っていたんですけど、保護司がボランティアで行われていることは恥ずかしながら知らなくて。
と明かし、続けて
無給で前科のある人間の更生を手助けするってどういうこと?と思ったんですけど、作品を通して、対象者と保護司の関係性だったり、距離感だったり、相手を信じる気持ちだったり、そういう所に沢山心が動かされていたので、実際に保護司をやられている方はきっとこういう色んな人間ドラマを感じながら対峙されているのかなと感じました。
と保護司という役柄を演じて感じたことを話してくださいました。
また、実際に保護司をされている人が現場に来てくれた際に印象深かったこととして、
保護司の方が「ハートは熱く、頭の中は冷静に」ということを大事にされているということだったので、佳代としてもその気持ちを持って立っていられたらと思っていました。
と実際に保護司の方からのアドバイスを受け、演じる上で意識していたことを明かしていました。
有村架純が演じる“佳代”というキャラクター
有村さんが演じる佳代は、笑ったり泣いたり、時には怒ったり、感情を剥き出して振り切るようなキャラクター。
演じた感想を聞かれると、有村さんは
一言で言うと本当に楽しかったです。
と笑顔でコメント。
人と向き合うということはものすごく労力がいるし、一筋縄ではいかないことだらけなんですけど、人を思って笑ったり、泣いたり、怒ったり、叫んだりっていう人によって心を動かされるっていうのが、毎日であった。
と充実感をにじませ、
1つ1つのシーンで気持ちが揺れ動いていたので、こんなにも気持ちが動く現場も久しぶりだなって。人のために生きるって本当に楽しい、素晴らしいって毎日実感しながら生きていてとにかく楽しかったです。
と佳代を演じた中での楽しさを明かしてくださいました☺️♡
また突拍子もない佳代の衝動をどう現場で演じたら良いのか悩んだこともあったそうですが、
あまり考えずきず、一気にギアをあげて行こうというのを気をつけながら演じていました。
とコメント。
有村さんの表情や言葉から作品が充実したものであったことが伺えました🥺✨
そんな有村さんについて岸監督は撮影時を振り返り、
現場には相手にしなければいけない人物が沢山いて、それを有村さんは毎日毎日侍のようにバッタバッタと…。実際には斬らないですけど(笑)。すごい包容力と鋭さを持って、侍のように毎日戦ってくださっていて、それに毎日凄く助けられました。
と有村さんを絶賛していました!✨