きもの生地から作る洋服ブランド「MIYOKO」は、2025年11月15日(土)・16日(日)の2日間、新潟市文化財 旧小澤家住宅にて新作トランクショー&受注展示会を開催します。きもの生地から生まれる現代服は、紋付や小千谷紬など日本の伝統素材に新たな命を吹き込み、未来へとつなぐファッションの可能性を提示します。特別企画として新潟を代表する織物を展示します。
MIYOKO: https://oshimaya.fashionstore.jp/

MIYOKO2025チラシ
MIYOKOは、新品のきもの反物から仕立てる洋服を手がけるブランド。需要がなければ織りや染めの技術そのものが失われてしまうとの考えから、反物を活かした洋服づくりに挑んでいます。和服を着ない人にも、きもの生地の素晴らしさを洋服として体感してもらうことで、職人技を未来へ継承する活動を続けています。
今回の新作展では、格式を象徴する紋付の生地から仕立てたワンピースや、黒染による漆黒の魅力を追求した作品に加え、小千谷紬・小千谷縮・五泉織物・塩瀬など新潟を代表する伝統織物を洋服素材として取り入れたコレクションを披露。歴史的建造物である旧小澤家住宅を舞台に、伝統素材と現代的デザインが響き合う特別な時間を創出します。
また、文化財での開催を通じて、来場者が新潟の歴史や文化に触れる機会を提供し、観光資源としての新たな魅力を発信することも目指しています。地域に息づく織や染の技を再発見するとともに、国内外から訪れる人々に新潟の文化的価値を広く伝えることで、観光振興や地域活性化への寄与を期待しています。
初日の11月15日(土)13:30からは、モデル5名によるスペシャルプレゼンテーションを実施。邸宅の静謐な空間に浮かび上がる新作の数々を間近に体感できます。

2025FW新作紬の反物から作るワンピース

2025FW新作小紋の反物から作るワンピース(2)
■MIYOKO
1949年8月生まれ。洋裁学園師範科卒業、伊藤式プロカッティング科卒業。
VIVID ハナエモリ・企画室を経て、現在は大嶋屋呉服店女将を務める。
約50年にわたり、新品のきもの反物を用いた着心地の良いオーダーメイド洋服を制作。
2022年にブランド「MIYOKO」を設立し、2023年より個展「MIYOKO洋服展」を3回開催。
2024年9月パリ、2025年2月ニューヨーク、同年4月Niigata Fashion Runwayにて作品を発表。
伝統素材に現代的な造形を与え、日本の美意識を纏う洋服を国内外に発信している。

2025SS発表作品・置賜紬

2025SS発表作品・越後繭紬

2025SS発表作品・正絹絞り訪問着の生地より
■MIYOKO展
新作トランクショー&受注展示会
日時:2025年11月15日(土)・16日(日)
10:00~16:45
★トランクショー
11月15日(土)13:30~
モデル5名によるスペシャルプレゼンテーション開催
会場:新潟市文化財 旧小澤家住宅 藤の間
(新潟市中央区上大川前通)
入館料:大人 260円
※高校生以下は土日のため無料
後援:公益社団法人 新潟県観光協会
協力:新潟市文化財 旧小澤家住宅
主催:有限会社大嶋屋呉服店








