【にほんもの】日本茶セミナーの様子をレポート。知っているようで知らない「新茶」の魅力に迫る!

【にほんもの】淹れるときは茶葉の大きさにも注目!

日本にはさまざまな種類のお茶が販売されていますが、
茶葉の大きさもそれぞれ違いますよね。

奥村さん

粉っぽいか、茶葉の形があるか、で抽出時間も変わります。

水出しのお茶を淹れるときは細かい方が出やすいです。

煎茶によって、抽出時間は変わるそうなので、パッケージなどの「淹れ方」を確認してみてください◎

奥村さん

お茶碗や急須をお湯で温めるのがコツです。

苦味が好きな方は温度を高くしたり、濃いのが好きな方は茶葉を増やしたりして、お好みのお味を見いつけてみてください♪

【にほんもの】「放香堂」の酢田さんが登場

ここで、実際にお茶を生産される生産者さんを代表し「放香堂」の酢田恭行さんが登場されました。

放香堂の創業は、約180年前。
1830年から1843年の天保年間に山城の国、東和束村(現・京都府相楽郡和束町大字原山)で茶畑を開き、全国に卸売りを始めました。
開港に合わせて神戸に拠点を設け日本茶の輸出やコーヒーの輸入も開始し、1874年に神戸に宇治茶の小売店舗「放香堂」を開き、1878年には同じく神戸に日本初のコーヒー店を開業させました。
このコーヒー店は日本で初めてコーヒーを飲ませた店としても知られます。
早くから日本茶を世界に輸出することを手掛けていたことと合わせて、まさに日本の喫茶文化の源流と言えるお店でしょう。

日本で初めてコーヒーを飲ませた店としても知られる「放香堂」
コーヒーの販売を開始した経緯について、お話ししてくださいました。

酢田恭行さん

開国と同時に、異文化に触れられる最先端出会った神戸。

その神戸で、お茶だけでなく、何か新しいチャレンジをと思い、巡り合ったのがコーヒーでした。

お茶屋では焙煎することは当たり前でしたので、

お茶を手がけていたからこそ、コーヒーを焙煎することができた、と考えています。

日本茶を作る技術があったからこそ、コーヒーも手がけることができたのですね。
新茶の良さについて聞かれると、

酢田恭行さん

「新茶」ならではの香りを楽しめます。

新芽の若々しい香りが特徴的です。

地域差もあるので、土地それぞれの良さを感じることもできます。

と、生産者さんならではの視点で良さを語っていただきました。

さらに、「新茶」を作る過程で通常のお茶とは違う点があるそうで、

酢田恭行さん

「新茶」は、焙煎する度合いを変えて作っています。

と「新茶」ならではの製作方法もお教えくださいました。✨

【にほんものストアで販売中】放香堂の「宇治玉露」

にほんものストアでも販売している、放香堂の「宇治玉露」
こちらのお茶についてご説明いただきました。

酢田恭行さん

今となっては珍しいお茶になります。

「かぶせ茶」の中でも旨味を凝縮して作っています。

酢田恭行さん

光合成をしないので、時間がかかります。
その分、旨味がたっぷりと含まれたお茶になります。

より美味しく淹れる方法を聞かれると、

酢田恭行さん

お湯の温度を下げて飲むのがポイントになります。

一度沸騰したお湯を、60度くらいまで冷まします。

そして、8〜10gほど茶葉を急須に入れ、まわし注ぎで入れていただく。

そうするとふわっと口の中に広がる旨味を味わうことができます。

必ず沸騰したお湯を使用するのがおすすめなのだそう。😳
酢田さん直伝の淹れ方をお聞きできたので、より美味しく玉露をいただけますね。

【にほんもの】茶師:酢田さん直伝

さらに、酢田さんより耳寄りな情報が!

酢田恭行さん

お茶を2~3回淹れ終えた茶殻に、

お好みで醤油もしくはポン酢をかけてみるとおひたしとして美味しく召し上がることもできます。

普段は捨ててしまっていた方も多い茶殻。
そんな素敵なアレンジ方法があったのですね!✨
ぜひみなさんも試しみてください。

にほんものストアで新茶を販売中!

日本茶インストラクター協会 専務理事 奥村さん
そして、「放香堂」の酢田恭行さんによる「日本茶セミナー」。

みなさんもお茶を飲まれる際はぜひ、今回のセミナーでお聞きできたコツなどを活かしていただければ!と思います。😻

そして、「にほんものストア」では、新茶を販売中。
ぜひ、各地の日本茶をいただいてみてください。✨

にほんもの

●にほんもの公式HP:https://nihonmono.jp/

●にほんものストア公式HP:https://shop.nihonmono.jp/

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この記事を書いた人

momona

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