天王洲アイルにて現代アートが楽しめる場所があることを知っていますか?♡
寺田倉庫株式会社が運営している「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」にて、
”大林コレクション展”「安藤忠雄、描く」「都市と私のあいだ」「Self-History」が開催されています!
芸術の秋、ということでさまざまな美術館が賑わっていますが、「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」もそのおすすめ美術館の中の一つ。
一度行けば、良い休日を過ごせること間違いなし!
今回はその魅力に迫るべく、Trepo編集部が潜入取材してきました!!
最後までお見逃しなく✨
目次
コレクターズミュージアム、「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」の魅力

「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」は、作家やコレクターが貴重なアート作品や建築模型を預けている寺田倉庫が運営するミュージアム。
作家の思いはもちろん、作品を収集するコレクターのこだわりを大切な作品とともに展示し、アートとの出会いの場を作っているのがこの美術館の素敵なところ。

今回の大林コレクション展とは、国際芸術祭「あいち2022」(愛知県)の組織委員会会長を務める大林剛郎氏が長い年月をかけて集めてきた圧巻のコレクションがお目にかかれる機会!
「安藤忠雄 描く」、「都市と私のあいだ」、「Self-History」、と3つのテーマから様々な角度より芸術の形を見ることができる、かなり盛り沢山な内容になっています!
1.安藤忠雄 描く
世界的にもかなり有名な建築家として名の知られる安藤忠雄さんと、大林さんは旧知の仲。
その二人の関係性を覗けるような、静かで優しい空間が広がっています。
大迫力!長さ10mにおよぶドローイング

中でも見どころなのはこちらの10mにわたるダイナミックな安藤さんのドローイング。
実際に人が立つと…

こんな感じ!!すごーい!!
一枚の用紙にありありと書き出されたスケッチは見応え抜群です。
安藤さんの建築の象徴ともいえるコンクリートも表現されているのでよく見てみてくださいね👀
2.都市と私のあいだ
こちらの展示室は都市と、アーティストや私達の「あいだ」に存在する、都市を形成するさまざまな要素を被写体とし、9名のアーティストがそれぞれの視点で都市を捉えた写真作品を中心に15作品が展示されています!
実在する都市とアーティストの「あいだ」に存在する、カメラを通して視覚化されたもう一つの都市のイメージが表現されているんだとか。
野口里佳「水をつかむ#2」
畠山直哉
「Underground/River (Tunnel series)」
こちらは小さい作品から大きい作品までずらりと並んでおり、被写体のサイズ順に展示されています。
畠山直哉 「untitled/Osaka1998」「untitled/Osaka1999」

こちらは大阪スタヂアムを撮影した写真。
解体される前は住宅展示場として実際に使用していた過去があり、

このように解体瞬間も激写。
都市の見えないところをクローズアップするような世界観に思わずのめり込んでしまう…!

最初見たとき、「どうなっている図!?」とびっくりしましたが、解説を聞いていくと、きれいなお家が人工的に並んでいる不思議な光景に見入ってしまいます…。
普通に生活していたら絶対に見られない景色。これが絵画じゃなく写真だなんて…!
実際にその迫力を目にしてもらいたいです。
「すみだ北斎美術館 スタディ模型」

また模型とすみだ北斎美術館との作品は、”小さい”と”大きい”に大胆にフォーカスした作品!
ちょっと変わったものの見方を体験できる、新鮮で面白いアート作品です♡
ルイザ・ランブリ
「Untitled(Barragan House)#31,#33」
その他にも廃墟の写真やガラスに写った都市の姿など、建築を身近に感じられる機会が詰まっています…!
建築物の美しさに改めて気づくことができる貴重な場です✨