【SSFF & ASIA】加藤シゲアキが監督として登壇！アジア最大級の国際短編映画祭がのオープニングセレモニーにTrepo編集部が潜入してきたよ♡

この度は特別賞をいただいたということで、大変光栄に思っております。
映画っていうのは、実際に監督してみて思いましたけど、本当に多くの方の善意の上で成り立っています。
この場に来られなかった監督、キャスト、スタッフ、関わってくださった全員の想いの結晶がこのトロフィーなのではないかなと思って受け取らせていただきました。

愛知県の東海市は僕が生まれ育った町なので、お話をいただいた時に本当に嬉しくて。
映画も見させていただいて、非常に面白かったです。
とにかく僕はこの東海市という街をフューチャーしていただけるのが非常に嬉しくて、まずそっから感動しております。
ほんとに今回はありがとうございました！

東海市がとても綺麗な街で。
砂が全然ないんですよ。
工場地帯なので、ビーチとかもないんです。
なので、そのロケ地と脚本の内容の相性も難しいかなと思ったんですけど、生コンクリート工場の方々が砂がたくさんある場所を貸してくれて、それでどうにか形になりそうな場所も見つけられることができました。

すごく不安もありながら現場に臨ませていただいたんですけど、関監督が丁寧にディレクションしてくださいました。
完成した作品を見させていただいた時は、ショートフィルムならではのスピード感や、音の迫力がめちゃめちゃかっこよかったです！
楽しかったです！

撮影スケジュールがすごくタイトだったんですけど、関監督も僕も天ちゃんも若くて、フレッシュなエネルギーで乗り切ったなっていう撮影期間でした。
完成したものにも、僕たちのエネルギーがすごく詰まっていますし、きっと皆がつまづくであろう悩みから1歩踏み出す映画になっています。

今回、クリーチャー（怪物）が出てくるんですけど、現場にクリーチャーはいないので、その何もない空間を見ながら撮影をしたんです。
私も監督もホラーゲームがすごい好きで、今回の作品の中にもホラーゲームっぽい要素もあったので、すぐに監督の言っていることが理解ができて、楽しく撮影させていただきました。

いろんな監督さんがいる中で、「ここはこうしたい！」っていう明確なビジョンを持ってらっしゃる監督だったので、もう安心して、おっしゃっていただいたようにやらせていただきました。
「これってどういうこと？」って聞いたら、明確な答えが質問以上に返ってきて。
しっかりしてらっしゃって、頼もしい監督だなと思いました。